2018/06/10 15:14

おしゃれでカワイイ☆チャイナ雑貨の店
『華濱-Yokohama-』へようこそ(^^)/

梅雨入りしたとたんに台風(5号)が発生し
何やら日本列島に近づいている模様。。。

明日の朝が大雨・暴風のピークのようです(__;)
週の初めから大雨だと気分も下がりぎみ
少しでも大雨が遠のいてほしいですね。

こどもの頃、遠足や運動会に雨の予報がでていたり
前日から雨が降っていると
「てるてる坊主」を作って

 “晴れにして〜!”

と願ったものです(^^ゞ

その「てるてる坊主」
ルーツは中国にあったようです

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昔、昔…
北京のとある村に「晴娘:qing niang」という女の子がいて
美しく手先が器用で切り絵が得意だったそうです。

ある年の6月に大雨が襲い、村が水没してしまうほどの大雨で
人々は雨がやむように祈願するも止められず

これでは村が無くなってしまう…と
「晴娘」が天に向かって祈りはじめると

空から突然お告げが!

 「晴娘よ、東海龍王の太子の妃になれ、
 もし従わなければ、北京を水没させる」

その声を聴いた晴娘は、人々と北京を救うため答えます

 「命に従い天に昇ります。
 ですからどうか雨をやませてください」

すると…突風が吹き、晴娘の姿は消え
そして大雨がピタリとやみ、箒で雲を掃いたように
晴れ間が見えたそうです。

それ以来、人々は晴娘を偲び
長雨のときは、紙で作った人形「掃晴娘」を軒下や門に
吊すようになったそうです。

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それが日本へ伝わってきてから
なぜか「てるてる坊主」に変わってしまったようです。

諸説ある中で
・日本(平安時代)では祈祷する人は僧侶の役割だった
・僧侶(坊主頭)を模して人形を作った
・てる→照る→日が照る→晴れる

何となく日本の人々に馴染むように
「てるてる坊主」に変わった感じですね。


雨が降ると、何気なく口ずさむ
童謡「てるてる坊主」

 ♪てるてる坊主 てる坊主
 ♪あした天気に しておくれ

この部分だけはしっかり覚えているけれど
その後はまったく覚えていない…(^_^;)

こどもの頃でも、大人になっても
雨は嫌な天気だけど、
降らないとカラッカラに干上がってしまい
作物も育たないし、水不足にもなるから
適度な雨はやはり必要

大きな災害にならない程度に
適度な雨は「天からの恵み」だと思ってみるのも
良いかもしれませんね☆

最後までお付き合いいただき
ありがとうございます

次回もお楽しみに☆