2018/06/01 15:01

おしゃれでカワイイ☆チャイナ雑貨の店
『華濱-Yokohama-』へようこそ(^^)/

本日から6月ですね☆
午前中は青空広がる清々しいお天気
関東の梅雨入りも間近ですかね(^^ゞ

前回は「父の日」についてでしたが
今回は『端午節』について

日本で端午節と言うと5月5日「こどもの日」
男の子の節句ですが
中国(中華圏)では三大伝統節句の一つとされ
旧暦の5月5日を『端午節』としています。

2018年の『端午節』は

 6月16日の土曜日

中国では端午節に
「ちまき:粽子」を食べたり
龍船と呼ばれるドラゴンボートレースが行われます。

その由来として…
春秋戦国時代、楚の政治家で詩人でもあった屈原(くつげん)
という人物がいて、彼は正義感の強さと愛国心で
人々の人望を集めていた反面、
王に自分の忠告を聞き入れられなかったことや、
同僚の陰謀により地位を追われことで
楚の将来を儚んで(旧暦の)5月5日に
汨羅(べきら)川へ身を投げたと伝えられています。


屈原の死を嘆いた人々は、彼の遺体を探すが見つからず、
人々は屈原の体が魚の餌になるのはしのびないと考え、
船から太鼓を叩き大きな音を立て
また「ちまき:粽子」をまいて魚を追い払い
屈原の遺体を食べられない様にしたのが始まりと云われています。

そこから、5月5日は屈原を偲んで川に船を出すという習慣が生まれ、
現在のドラゴンボートレースに発展したそうです。


---
ちなみに…
横浜では毎年、山下公園前の海上で
「横浜ドラゴンボートレース」が開催されています。
今年は、
 今週末6月2日(土)・3日(日)の2日間


*大会の詳細は
http://www.yokohama-dragon.com/RaceInformation.html
---


ワタシも子供の頃から「端午節」には
「ちまき:粽子」をよく食べます(*^^)

笹の葉で巻かれた「肉粽子」
ふわっと広がる笹の香りとほんのり醤油の味付け
モチモチした食感が子供の頃から大好きです!

日本のちまきと区別するため
「中華ちまき」と呼ばれます。

中身はいろいろあって
一番シンプルなのは豚の角煮が入った「肉粽子」
他に「蛋黄粽子」といって
鹹蛋(シェンタン)と呼ばれるアヒルの卵を塩漬けにした
黄身と豚肉が入っている粽子や
緑豆や小豆、栗などを入れた粽子もあります。


中国でも笹の葉で巻いたちまきが主流ですが、
中には筍の皮で巻いたちまきもあります。

中華街でも今月は『端午節』期間として
「中華ちまき」を取り扱うお店が多く見られます。

華濱-Yokohama-の姉妹店『源豊行・本店』でも
「中華ちまき」を取り扱ってます(^^)

http://www.genhoko.com/i_1/index.html



「端午節」の由来を紐解いてみると
食べ物の誕生にも歴史あり!

ちまきの話をしていたら食べたくなってきました〜(*^_^*)

最後までお付き合いいただき
ありがとうございます

次回もお楽しみに☆